日経平均の一目均衡表では2月上旬がポイント、SMBC日興証券(花田浩菜)
[19/01/31]
提供元:株式会社フィスコ
提供元:株式会社フィスコ
注目トピックス 経済総合
こんにちは、フィスコリサーチレポーター花田浩菜の「SMBC日興証券の気になるレポート」です。
1/31付の「DailyOutlook」では、一目均衡表について考察しているのでご紹介します。
まず同レポートでは、『日経平均は年初にパウエルFRB(米連邦準備制度理事会)議長が金融政策について柔軟な姿勢を示したことなどを背景に、昨年12月下旬の安値を基点に反騰基調となったが、足元では膠着感が強まっている。その背景として、1月末にかけてFOMCや米中通商協議などの重要イベントを控え、投資家の様子見姿勢が強まっていた可能性が考えられる。また、テクニカル的には1月21日に、昨年12月3日ザラ場高値(22,698円)から12月26日ザラ場安値(18,948円)に対する半値戻しの水準(20,823円)を達成しており、昨年12月下旬にかけての急落からの戻り相場にひとまず達成感が出ているという側面もあろう』と伝えています。
続けて、一目均衡表を挙げ、『既に転換線が基準線を上抜いて好転(強気シグナルが点灯)し、足元では株価が基準線を上回って推移している。加えて、現状の株価水準で推移すれば2月4日前後には遅行線が日足を上抜くことになり、これも好転のサインとなる』と分析しています。
さらに、『現状では日経平均が雲に接近しつつあり、今後横ばいから強含みで推移すると来週前半にも雲にぶつかる形となる。日経平均が雲を上抜くと、上昇トレンドへの転換を示すシグナル(三役好転)となるため、2月上旬は日足と雲の位置関係に注目したい』とまとめています。
最後にレポートでは、『日経平均の一目均衡表』を紹介しています。詳しくは1/31付の「DailyOutlook」をご覧になってみてください。
また、面白いレポートを発見したらご紹介しますね。
花田浩菜の「気になるレポート」は各種レポートを花田浩菜の見解で注目し、コメントしています。レポート発行人との見解とは異なる場合があります。詳細は発行人のレポートを御確認くださいませ。
フィスコリサーチレポーター花田浩菜
<ST>