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19/3期年間配当額はリーマン・ショック後で最高水準へ、SMBC日興証券(花田浩菜)

注目トピックス 経済総合


こんにちは、フィスコリサーチレポーター花田浩菜の「SMBC日興証券の気になるレポート」です。

2/28付の「DailyOutlook」では、19/3期年間配当額について考察しているのでご紹介します。

まず同レポートでは、『例年、3月期末が接近すると高配当利回り銘柄が物色テーマとして注目される。これは、期末にかけて配当取りを狙った買いが入りやすく、株価上昇が期待されるためである』と伝えています。

続けて、企業が株主に支払う年間配当は、リーマン・ショックの影響などにより減少する局面もあったとしながら、『11/3期に増加に転じた。その後も、配当総額は概ね増加傾向にあり、19/3期はリーマン・ショック後で最高を更新する見込み。この背景には、19/3期業績は鈍化が見込まれるものの依然高水準を維持すると考えられること、コーポレートガバナンス・コードの導入などで企業は自社株買いや増配といった株主重視の経営意識を高めていることなどがあろう』と分析しています。

さらに、『日本株市場が上昇基調を辿る中で、個別で予想配当利回りが依然として高水準にある銘柄が散見される。配当に着目した銘柄選別にあたっては、利回りもさることながら業績不振により会社側が減配を行うリスクや、流動性が小さく売買のタイミングを逸するリスクも考慮する必要がある』とまとめています。

最後にレポートでは、利回りが比較的高い主な銘柄を複数挙げ、『TOPIX採用3月期決算銘柄の年間配当総額推移』をグラフにして紹介しています。詳しくは2/28付の「DailyOutlook」をご覧になってみてください。

また、面白いレポートを発見したらご紹介しますね。

花田浩菜の「気になるレポート」は各種レポートを花田浩菜の見解で注目し、コメントしています。レポート発行人との見解とは異なる場合があります。詳細は発行人のレポートを御確認くださいませ。

フィスコリサーチレポーター花田浩菜




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