NYの視点:政治不安再び?トランプ大統領がインフラ整備を巡る民主党との協議を打ち切る
[19/05/24]
提供元:株式会社フィスコ
提供元:株式会社フィスコ
注目トピックス 経済総合
報道によると、トランプ米大統領は22日に行われたインフラ整備を巡る民主党との協議を中断し、ロシア疑惑に関する自身に対する調査を継続、拡大している民主党議員やペロシ下院議長を批判した。トランプ大統領は民主党との協議を打ち切った後、予定外の記者会見を行い、記者団に対して「私は隠蔽行為などしない」と伝えたもようだ。トランプ大統領は民主党議員による偽の調査を理由に、インフラ整備計画で民主党と連携する意向はないと述べた。
インフラ整備については、4月30日にトランプ大統領と民主党指導部が会合を開いており、民主党のシューマー上院院内総務は記者団に対して「2兆ドルを支出して道路や橋、水道、ブロードバンド、送電網などのインフラ整備を進めることで合意した」と伝えている。関係者によると、3週間後(5月21日頃)に再度会合を開き、原資を確保する方法について協議することも決まっていた。この時点でペロシ下院議長は、「大規模かつ大胆なインフラ整備計画にすることで一致した」と語っている。
関係筋によると、議会はロシア疑惑について独自の調査を進めているようだが、トランプ大統領は召喚状を無視しており、議会の動きに強く抵抗している。民主党関係者によると、マクガーン元法律顧問がトランプ大統領の指示を受けて召喚状に応じなかったことを理由に、民主党内では、トランプ大統領弾劾に向けた新たな動きが出てくる可能性があるとみられている。
<CS>
インフラ整備については、4月30日にトランプ大統領と民主党指導部が会合を開いており、民主党のシューマー上院院内総務は記者団に対して「2兆ドルを支出して道路や橋、水道、ブロードバンド、送電網などのインフラ整備を進めることで合意した」と伝えている。関係者によると、3週間後(5月21日頃)に再度会合を開き、原資を確保する方法について協議することも決まっていた。この時点でペロシ下院議長は、「大規模かつ大胆なインフラ整備計画にすることで一致した」と語っている。
関係筋によると、議会はロシア疑惑について独自の調査を進めているようだが、トランプ大統領は召喚状を無視しており、議会の動きに強く抵抗している。民主党関係者によると、マクガーン元法律顧問がトランプ大統領の指示を受けて召喚状に応じなかったことを理由に、民主党内では、トランプ大統領弾劾に向けた新たな動きが出てくる可能性があるとみられている。
<CS>