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内需好業績銘柄に投資資金がシフト、SMBC日興証券(花田浩菜)

注目トピックス 経済総合


こんにちは、フィスコリサーチレポーター花田浩菜の「SMBC日興証券の気になるレポート」です。

5/31付の「DailyOutlook」では、内需好業績銘柄について考察しているのでご紹介します。

まず同レポートでは、『5月の日経平均は、30日時点で前月比5.9%安と、昨年12月以来の大きな調整を余儀なくされている。米国の中国への追加関税措置の発動を皮切りに、ファーウェイ社への輸出制限措置、中国側によるレアアースの禁輸思惑など、貿易摩擦の激化懸念が高まり、投資家心理が委縮した』と伝えています。

続けて、こうした荒れた相場地合いの中にあっても、株価を切り上げた銘柄が少なからず存在するという点に注目すべきとして、『TOPIX採用銘柄の中で、5月に年初来高値を更新した銘柄は365銘柄にのぼる。終値で約2ヵ月ぶりに日経平均21,000円を割り込んだ昨日30日も、23銘柄が年初来高値を更新している。5月に年初来高値を更新している銘柄を業種別にみると、情報・通信業やサービス業など内需関連業種が多い。また、規模別では、大型株よりも小型株の方が選好されている様子が窺える。更には、これらの銘柄の8割近くが今期営業増益見通し、半分近くが過去最高営業益更新見通し(ともに会社計画ベース)となっている。これらのことからは、投資家は外部環境の影響を比較的受けにくい内需・小型株、その中でも業績好調で最高益更新を見込めるような好業績銘柄に資金を振り向けていると考えられる』と分析しています。

さらに、『米中問題については、両国ともに報復合戦の様相を呈し始めており、当面は内需好業績銘柄が選好される地合いが続く公算が大きいだろう』とまとめています。

最後にレポートでは、『5月の日経平均と年初来高値更新銘柄数の推移』を紹介しています。詳しくは5/31付の「DailyOutlook」をご覧になってみてください。

また、面白いレポートを発見したらご紹介しますね。

花田浩菜の「気になるレポート」は各種レポートを花田浩菜の見解で注目し、コメントしています。レポート発行人との見解とは異なる場合があります。詳細は発行人のレポートを御確認くださいませ。

フィスコリサーチレポーター花田浩菜




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