今週は国内外で重要イベントが目白押し、SMBC日興証券(花田浩菜)
[19/07/29]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 経済総合
こんにちは、フィスコリサーチレポーター花田浩菜の「SMBC日興証券の気になるレポート」です。
7/29付の「DailyOutlook」では、今週の重要イベントについて考察しているのでご紹介します。
まず同レポートでは、『今週は日米の金融政策決定会合や日本の鉱工業生産、米中の企業景況感や米雇用統計の発表、米中・日米通商協議、さらに日本企業の4-6月期決算発表の前半ピークと重要イベントが目白押しだ。日銀金融政策決定会合では、世界的に中央銀行が金融緩和方向に動く中、緩和の長期化を示唆する内容になると弊社では予想している。FOMCでは0.25%ptの利下げが既定路線で、利下げ自体の市場への影響は限定的だろう。次回9月会合以降の利下げペースを計る上でFOMCの声明文やパウエルFRB(米連邦準備制度理事会)議長の記者会見が焦点となる』と伝えています。
続けて、日本株の回復を占う上で、中国の製造業PMIや米ISM製造業景況指数などのマインド指標に注目するとして、『米中の企業マインドは低下傾向が続いているだけに、回復が見られれば世界の景気敏感株である日本株の上昇にさらに弾みがつくと期待される。なお、米中通商協議については、6月末の首脳会談以降初の開催となる。交渉は長期化が見込まれており、特段のサプライズとなる進展は見込みづらいだろう』と分析しています。
さらに、『一方、日米通商交渉は9月にかけて佳境を迎える。日本製自動車の輸入規制など、対日圧力を強めるリスクが改めて意識される可能性は念頭に置いておきたい』とまとめています。
最後にレポートでは、『今週の主なスケジュール』を紹介していますので、詳しくは7/29付の「DailyOutlook」をご覧になってみてください。
また、面白いレポートを発見したらご紹介しますね。
花田浩菜の「気になるレポート」は各種レポートを花田浩菜の見解で注目し、コメントしています。レポート発行人との見解とは異なる場合があります。詳細は発行人のレポートを御確認くださいませ。
フィスコリサーチレポーター花田浩菜
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