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9月相場に取り残された業種にも注目、SMBC日興証券(花田浩菜)

注目トピックス 経済総合
こんにちは、フィスコリサーチレポーター花田浩菜の「SMBC日興証券の気になるレポート」です。

9/27付の「DailyOutlook」では、9月相場に取り残された業種について考察しているのでご紹介します。

まず同レポートでは、『本日は配当権利落ち日で、実質的に年度後半の相場がスタートする。日経平均株価で約160円と試算される権利落ちの影響だが、即日で埋めることができそうだ。日経平均は2019年8月に3.8%下落したが、9月は一転6.5%上昇(26日時点)、10連休前水準の22,000円台を回復した。8月は米中通商問題もあり、世界景気の減速懸念が支配的だったが、9月は米国の堅調な経済指標などに視線が向い、世界全体でみても景気底打ち期待が高まりつつあることを、反映する局面に転換したとみられる』と伝えています。

続けて、9月の33業種別東証株価指数は全業種が上昇している(26日時点)ことを挙げ、『上昇率トップの海運業からラストの情報・通信業まで上昇率の差は10%pt超となっている。TOPIXの上昇率7.4%を上回る業種には、トップの海運業や石油石炭製品など8月に大きく売り込まれた業種、銀行業や建設業など割安株を買う動きに乗った業種、電気・ガス業や卸売業など高配当利回りの業種などが並ぶ』と分析しています。

さらに、『しかし、TOPIXを下回っている業種にも要注目である。情報・通信業やサービス業など内需株は、もともと株価が堅調に推移しており9月の割安株を買う動きからは取り残されたとみられ、今後は見直しの動きを予想する。10月に入れば、6-8月期や7-9月期決算発表を通じて、業績に安心感のある銘柄が選好されると考えられる』とまとめています。

最後にレポートでは、『主要業種別東証株価指数騰落率(8月と9月)』を紹介していますので、詳しくは9/27付の「DailyOutlook」をご覧になってみてください。

また、面白いレポートを発見したらご紹介しますね。

花田浩菜の「気になるレポート」は各種レポートを花田浩菜の見解で注目し、コメントしています。レポート発行人との見解とは異なる場合があります。詳細は発行人のレポートを御確認くださいませ。

フィスコリサーチレポーター花田浩菜

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