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原油市場は様子見も一考か サンワード貿易の松永氏(三井智映子)

注目トピックス 経済総合
皆さん、こんにちは。フィスコマーケットレポーター三井智映子の気になるレポートです。今回はブログ「松永総研〜北浜の虎と呼ばれた男〜」の「週間レポート」の中から、原油市場についてのレポートをご紹介します。

松永さんはまず原油市場について、『今月14日に発生したサウジアラビアの石油施設へのドローンや巡航ミサイルによる攻撃を受けて、サウジアラビアの原油生産が一時は5 0%にまで低下し、世界中が震撼しました』と述べています。このことから原油価格は高騰しましたが、『現時点でサウジアラビアの石油生産はほぼ回復しており、ブレント原油も本日11時時点で62.2ドルですから、あと2 ドルほど下落すれば、サウジアラビアの石油施設が攻撃される前の水準まで下落したことになります』と解説しています。

また、米国の製油所稼働率について、『10月がエネルギーの不需要期のピークとなることから、これから1か月間ほど製油所稼働率が低下傾向を続け、 それと共に米原油在庫の増加傾向が強まることが予想されます』と考察。

加えて、『10月上旬の閣僚級の米中通商協議が暫定合意に達すれば、「米中貿易戦争の沈静化に伴う原油の需要増加観測」を受けて原油価格が上昇基調に転じる可能性も』あると示唆しており、『暫定合意に達する可能性は高そう』であると伝えています。

そして、『需給面を考えれば、原油相場を弱気したいところかもしれませんが、「10月上旬の米中通商協議」というファンダメンタルズを考えれば、原油相場を強気したいところかもしれません』との考えを示しており、『しばらく様子見も一考かもしれません』との見解を示しています。

参考にしてみてくださいね。

上記の詳細コメントは、ブログ「松永総研〜北浜の虎と呼ばれた男〜」の9月27日付「週間レポート」にまとめられています。週間レポートは会員限定となっており、メール情報会員となれば読むことができます。ご興味があればご登録ください。

フィスコマーケットレポーター 三井智映子




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