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原油市場は様子見が賢明か サンワード貿易の松永氏(三井智映子)

注目トピックス 経済総合
皆さん、こんにちは。フィスコマーケットレポーター三井智映子の気になるレポートです。今回はブログ「松永総研〜北浜の虎と呼ばれた男〜」の「週間レポート」の中から原油市場についてのレポートをご紹介します。

「原油市場の総括」のレポートでは、まず米原油在庫について、エネルギー需要が低下したことで、製油所稼働率も低下しており、10月がエネルギーの不需要期米ということもあって『米原油在庫は、9月中旬から増加傾向を続けております』と分析しています。

また、『7〜8月と12〜1月は、エネルギー需要の最盛期』となるため、『不需要期の影響で米原油在庫が増加傾向を続けやすい傾向があるだけに、それを考慮して原油市場 の動向を分析する必要もありそうです』と指摘しています。

原油の値動きについては、『方向性が見感じられない展開が続いているようです』と考察しており、需給面については、『世界の原油需給が今年前半で「日量90万バレルの供給過剰」となり、今年後半も供給過剰が続いております』と紐解いています。

『ドローン攻撃を受けたサウジアラビアが増産体制を強めたので、同国の原油 生産量が11月末までに日量1200万バレルまで増加する見通しとなってきたことは、今後の原油価格を圧迫しそうです』との見解で、前述の10月はエネルギーの不需要期となることもあり、今後『1か月間ほど米国原油在庫の増加傾向は続きそうです』と分析。需給面では、『原油市場に対して弱材料ばかりのようです』と述べています。

一方で、原油価格の支援材料として『イラン船籍の石油タンカーが2発のミサイル攻撃を受けた事件が10月10日に発生』したことなどを挙げ、『「中東の地政学的リスクの高まり」が続いていることは、原油価格の支援材料となっております』と考察しています。

そして、弱材料と支援材料が交錯する原油価格について、『ブレント原油が「60ドル前後4ドル」の範囲内でのボックス圏相場を続ける間は、原油市場に対して「様子見」も一考かもしれません』と結論付けています。

参考にしてみてくださいね。

上記の詳細コメントは、ブログ「松永総研〜北浜の虎と呼ばれた男〜」の10月18日付「週間レポート」にまとめられています。週間レポートは会員限定となっており、メール情報会員となれば読むことができます。ご興味があればご登録ください。

フィスコマーケットレポーター 三井智映子




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