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供給不足と真菌病の拡大で天然ゴムが上昇 サンワード貿易の松永氏(三井智映子)

注目トピックス 経済総合
皆さん、こんにちは。フィスコマーケットレポーター三井智映子の気になるレポートです。22日の上海ゴムが大きく上昇し、23日の東京ゴムRSS中心限月2020年3月先ぎりは反発しています。その背景と今後の値動きが気になるところです。今日は天然ゴム市場についてのレポートをご紹介します。

レポートでは、上昇の背景を『天然ゴムの供給不足の増加や生産地での真菌病拡大』であると指摘。天然ゴムの供給不足については、21日に天然ゴム生産国連合(ANRPC)が発表した『「1〜6月の天然ゴムの世界需給」』において、世界供給が『108万トンの供給不足』となったとして、『1月に発生した台風1号の影響や、5〜6月に発生した干ばつの影響などが大きかったようです』とその要因を分析しています。

生産地での真菌病拡大については、『ペスタロチオプシス属菌と呼ばれる真菌病が春頃からインドネシアで拡大し、それがマレーシアでも拡大し、ここにきてタイにまで拡大したことが伝えられております』とのことで、『最終的にこの病気により、樹木は葉の90%を失い、樹液を生産する能力に影響を与えます。この病気は非常に速く広がります。この真菌病に伝染した木はまったく樹液採取ができません』と伝えています。

また、この病気は『主にインドネシアのスマトラとカリマンタンで感染拡大』しており、『インドネシア農業省高官が7月24日、「真菌病拡大の為に、今年の天然ゴム生産量が昨年の生産量(374万トン)を15%下回る見通しとなった。」と述べていたほどです』と解説しています。

続けて、『世界の天然ゴム需給が1〜6月ですでに「108万トンの供給不足」となっているだけに、真菌病拡大は深刻な問題』であり、『インドネシアとマレーシアとタイの天然ゴム生産量が世界全体の7割を占めるだけに、「世界的な供給不足の拡大」と「真菌病の拡大」を受けて天然ゴム価格が大幅上昇する可能性が高まってきたように感じられます』と考察しています。

そうなると、東京ゴムRSS中心限月2020年3月先ぎりは心理的節目となる170円にトライする展開となるのでしょうか。買い目線で天然ゴム市場を見てみるのも一考かもしれませんね。

上記の詳細コメントは、ブログ「松永総研〜北浜の虎と呼ばれた男〜」の10月23日付の『天然ゴム市場「供給不足の増加に真菌病の拡大」』にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。

三井智映子の「気になるレポート」は各種レポートを三井智映子の見解で注目し、コメントしています。レポート発行人との見解とは異なる場合があります。詳細は発行人のレポートをご確認くださいませ。

フィスコマーケットレポーター 三井智映子




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