今週12日にトルコ政策金利が引き下げられるか注視 サンワード貿易の陳氏(三井智映子)
[19/12/10]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 経済総合
皆さん、こんにちは。フィスコマーケットレポーター三井智映子の気になるレポートです。先週のトルコリラ円は下落しましたね。今回はトルコリラのレポートをご紹介します。
陳さんのブログ「テクニカルマイスター」では、まずトルコの第3四半期国内総生産(GDP)について、『前年比0.9%増と、市場予想(1.0%増)とほぼ一致』し、『前年の通貨リラ急落に伴う景気後退の影響を克服し、4期ぶりにプラス成長に転換した』と述べています。
また、『景気回復とともにインフレも鈍化。中銀の利下げのおかげで、融資の伸びも加速している』と分析。一方で『11月製造業購買担当者景気指数(PMI)は49.5となり、10月の49.0から若干上昇したものの、好不況の分かれ目となる50を下回った』ほか、11月の貿易統計で輸出は『前年比でほぼ横ばいだった一方、輸入は9.2%増加し、貿易赤字は21億5000万ドルと前年同月の3倍以上に膨らんだ』と伝えています。
今週のトルコリラ円については、『上値の重い展開になりそうだ』と考察。『今週12日、トルコ中銀理事会が開催され政策金利が引き下げられる(14.00%⇒12.50%)見込み』とのことで、『トルコ政府は、今年の経済成長率予想を大幅に引き下げ0.5%とした。来年は5%を見込む』と伝えています。
しかし、『11月以降のトルコ経済指標を見ると、多くが改善している』と分析し、格付け会社ムーディーズがトルコの『2019年、2020年、2021年のGDP成長率予測をそれぞれ 0.2%、3.0%、3.0%に引き上げ』、フィッチも『2019年GDP成長率予想を 0.5%から0.3%に引き上げ、 2020年は3.1%、2021年は3.6%とした』ほか、経済協力開発機構(OECD)もトルコの GDP 成長率予想を引き上げていると述べています。
今週12日のトルコ中銀理事会で、予想通り政策金利が引き下げられるかに加え、トルコリラの動向とトルコ経済を引き続き注視していきたいですね。
上記の詳細コメントは、ブログ「テクニカルマイスター」の12月10日付「トルコリラ円、先週の動き・今週の予想」にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。
フィスコマーケットレポーター 三井智映子
<HH>
陳さんのブログ「テクニカルマイスター」では、まずトルコの第3四半期国内総生産(GDP)について、『前年比0.9%増と、市場予想(1.0%増)とほぼ一致』し、『前年の通貨リラ急落に伴う景気後退の影響を克服し、4期ぶりにプラス成長に転換した』と述べています。
また、『景気回復とともにインフレも鈍化。中銀の利下げのおかげで、融資の伸びも加速している』と分析。一方で『11月製造業購買担当者景気指数(PMI)は49.5となり、10月の49.0から若干上昇したものの、好不況の分かれ目となる50を下回った』ほか、11月の貿易統計で輸出は『前年比でほぼ横ばいだった一方、輸入は9.2%増加し、貿易赤字は21億5000万ドルと前年同月の3倍以上に膨らんだ』と伝えています。
今週のトルコリラ円については、『上値の重い展開になりそうだ』と考察。『今週12日、トルコ中銀理事会が開催され政策金利が引き下げられる(14.00%⇒12.50%)見込み』とのことで、『トルコ政府は、今年の経済成長率予想を大幅に引き下げ0.5%とした。来年は5%を見込む』と伝えています。
しかし、『11月以降のトルコ経済指標を見ると、多くが改善している』と分析し、格付け会社ムーディーズがトルコの『2019年、2020年、2021年のGDP成長率予測をそれぞれ 0.2%、3.0%、3.0%に引き上げ』、フィッチも『2019年GDP成長率予想を 0.5%から0.3%に引き上げ、 2020年は3.1%、2021年は3.6%とした』ほか、経済協力開発機構(OECD)もトルコの GDP 成長率予想を引き上げていると述べています。
今週12日のトルコ中銀理事会で、予想通り政策金利が引き下げられるかに加え、トルコリラの動向とトルコ経済を引き続き注視していきたいですね。
上記の詳細コメントは、ブログ「テクニカルマイスター」の12月10日付「トルコリラ円、先週の動き・今週の予想」にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。
フィスコマーケットレポーター 三井智映子
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