NYの視点:米下院はトランプ大統領弾劾訴追を可決、トランプ再選予想は逆に高まりリスクオン
[19/12/20]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 経済総合
民主党が多数派の米下院はトランプ米大統領の弾劾訴追を可決した。弾劾訴追が可決された史上3人目の大統領となる。一方で、共和党の同意は全く得られていない。下院の大統領弾劾措置は2020年の大統領選挙を見据えた全くの政治的な動きとしてとらえている。今回の措置がかえって民主党にとり「負の影響」との見方も少なくない。
RBC銀が行った投資家体操の最新12月の調査でも、対象となった119人の回答者のうち76%にあたる投資家がトランプ再選を予想している。9月時点の66%から10%急伸。民主党候補の勝利を予想したのは24%と、9月の34%から低下した。
ペロシ議長が弾劾調査開始を正式に発表した9月以降、逆に再選の見通しが引き上げられた。トランプ大統領の経済策維持を期待した動きに米国株式相場も続伸、過去最高値付近で推移している。
ギャロツプ調査によると、トランプ大統領の支持率も45%と、不支持51%を依然下回っているものの、就任以来でも最高水準に近い。ペロシ米民主党下院院内総務が弾劾調査の開始を発表してから、大統領の支持率は6%ポイント上昇。オバマ前大統領の同時期の支持率42%も上回った。
■2020年大統領選挙でトランプ再選(RBC)
66%(9月)
76%(12月)
■民主党勝利予想
34%(9月)
24%(12月)
■トランプ大統領支持率(Gallup)
12月2−15日:支持率45%(10月1−13日39%)。不支持:51%
<FA>
RBC銀が行った投資家体操の最新12月の調査でも、対象となった119人の回答者のうち76%にあたる投資家がトランプ再選を予想している。9月時点の66%から10%急伸。民主党候補の勝利を予想したのは24%と、9月の34%から低下した。
ペロシ議長が弾劾調査開始を正式に発表した9月以降、逆に再選の見通しが引き上げられた。トランプ大統領の経済策維持を期待した動きに米国株式相場も続伸、過去最高値付近で推移している。
ギャロツプ調査によると、トランプ大統領の支持率も45%と、不支持51%を依然下回っているものの、就任以来でも最高水準に近い。ペロシ米民主党下院院内総務が弾劾調査の開始を発表してから、大統領の支持率は6%ポイント上昇。オバマ前大統領の同時期の支持率42%も上回った。
■2020年大統領選挙でトランプ再選(RBC)
66%(9月)
76%(12月)
■民主党勝利予想
34%(9月)
24%(12月)
■トランプ大統領支持率(Gallup)
12月2−15日:支持率45%(10月1−13日39%)。不支持:51%
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