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プラチナはレンジ相場が続きそう サンワード貿易の陳氏(花田浩菜)

注目トピックス 経済総合
皆さん、こんにちは。フィスコリサーチレポーター花田浩菜の気になるレポートです。今回は、NYプラチナについてのレポートを紹介します。

陳さんはまず、『プラチナはレンジ相場が続きそう』と述べています。

週明け24日のNYプラチナは急落し、時間外取引では一時、約1カ月半ぶりの安値となる1160ドル台前半まで下落しました。
これについて、『今月17日に英製錬大手ジョンソン・マッセイは、2021年の白金の世界需給は3年ぶりの供給超過となる見通しと発表した。そこへ景気動向を敏感に示す銅価格が下落したため、プラチナにも売りが強まったようだ。また、「ビットコイン」の下落を受けて株価が下落したため、利益確定売りが強まった面もある』とし、『しかし、26日には1200ドルを回復した。NY金相場が1900ドル台に上昇したため、連れ高となったようだ』と解説しています。

また、『プラチナの需給に関しても反省があったのではないか。国際調査機関ワールド・プラチナ・インベストメント・カウンシル(WPIC)が17日に発表した21年第1四半期「Platinum Quarterly」によると、21年第1四半期のプラチナ需要は、4四半期連続で小幅(1トン)不足となった。3年連続で需要が供給を上回る見通し』と言及しています。

さらに、『英調査会社メタルズ・フォーカスも18日付のリポートで、プラチナは今年、投資需要もすべて考慮された場合、6万8000オンス(およそ2.1トン)の供給不足に陥る見込みとした』と伝えています。

また、『最大の生産国である南アフリカの通貨ランドが上昇基調にあることも、プラチナ売りをためらわせたようだ。ただ、現在、需要が旺盛なのはパラジウムとロジウムであり、両者の生産が拡大するに連れて、副産物であるプラチナの供給も増えることになる。そのため、需給の逼迫感は乏しくなろう。ファンドの買いが今一つ盛り上がってこないのもこうした要因だろう』と分析しています。

こうしたことから陳さんは、NYプラチナについて、『当面は1200ドルを軸にしたレンジ相場が続きそうだ』と予想しています。

参考にしてみてくださいね。

上記の詳細コメントは、ブログ「テクニカルマイスター」の5月27日付「プラチナはレンジ相場が続きそう」にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。

フィスコリサーチレポーター 花田浩菜




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