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国内外の注目経済イベント:米FOMC会合でテーパリングに関する具体的なプランが提示される可能性も

注目トピックス 経済総合
9月20日-24日週に発表される主要経済指標の見通しについては以下の通り。

■22日(水)決定会合の終了予定時刻は未定
○(日)日本銀行金融政策決定会合-予想は金融政策の現状維持
日本銀行の黒田総裁は9月15日に行われたオンラインのセミナーで「新型コロナウイルスの感染拡大による供給網の寸断や工場の操業停止による生産への影響が懸念されるものの、堅調な企業業績が設備投資を後押しする」との見解を示した。ただし、2%の物価目標については2023年末までの達成は厳しい状況であり、今回の金融政策決定会合でも現行の金融緩和策を長期間維持することが改めて確認される見込み。

■22日(水)日本時間23日午前3時結果判明
○(米)連邦公開市場委員会(FOMC)会合-予想は金融政策の現状維持
米国のインフレが加速する可能性は、ほぼなくなったとの見方が広がっているが、2%超のインフレ率はしばらく続くと予想されており、今回の連邦公開市場委員会(FOMC)の会合で量的緩和策縮小(テーパリング)に関する具体的なプランが提示される可能性がある。

■23日(木)午後5時発表予定
○(欧)9月ユーロ圏マークイット製造業PMI -予想は60.3
参考となる8月実績は、61.4。ユーロ圏における新型コロナウイルスの感染流行は終息していないものの、多くの企業は一定水準の活動を維持している。雇用情勢の改善が期待されていることから、9月は8月実績に近い水準となる可能性がある。

■23日(木)午後10時45分発表予定
○(米)9月マークイットサービス業PMI -予想は55.0
参考となる8月実績は55.1。各地区連銀の景気指数はまちまち。新型コロナウイルスの感染流行は続いており、雇用や個人消費をやや圧迫していることから、9月は8月実績をやや下回る可能性がある。

○その他の主な経済指標の発表予定
・21日(火):(米)8月住宅着工件数
・22日(水):(米)8月中古住宅販売件数
・23日(木):(欧)9月ユーロ圏マークイット総合PMI、(英)英中央銀行MPC政策金利発表、(米)9月マークイットサービス業PMI
・24日(金):(独)9月IFO企業景況感指数、(米)8月新築住宅販売件数




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