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NY金は1800ドル割れで押し目形成へ サンワード貿易の陳氏(花田浩菜)

注目トピックス 経済総合
皆さん、こんにちは。フィスコリサーチレポーター花田浩菜の気になるレポートです。今回は、NY金についてのレポートを紹介します。

陳さんはまず、『NY金は1800ドル割れで押し目形成へ』と述べています。

次に、『週明け22日、バイデン大統領が、来年2月で任期の切れるパウエルFRB議長の続投を表明したことを受けてドル高が進行し、金相場は売り込まれ1806ドルで終えた。よりハト派色の強いブレイナード理事の議長就任を見込んでいた一部の期待が剥落し、売りが拡大した』と伝え、『バイデン大統領は、来年の中間選挙をにらんで国民生活を圧迫しているインフレに対して断固として対処すると言明している。パウエル議長もインフレ対策で金融政策正常化を早めるとの見方が強まり、23日も米長期金利の上昇とドル高を受けて、節目の1800ドルを下回って引けた。金相場は先週5カ月ぶり高値の1876.90ドルを付けて以来、100ドル近く下落している』と解説、『バイデン・ショックともいうべき下落となったが、短期的に行き過ぎとの見方も台頭している。FRBのテーパリング(量的緩和縮小)や、来年の利上げ開始観測は金市場でも一定程度の織り込みは進んでいる』と見解を述べています。

一方で、『ただ、利上げしても景気の腰折れを防ぐために、早くも金利の上限に対するコメントがFRB高官から出ている。セントルイス連銀のブラード総裁は、FRBの利上げについて、新型コロナウイルス感染拡大前の政策金利水準で十分との見解を示した。コロナ前、FRBの政策金利は1.5〜1.75%だった。 ブラード氏は、「3〜4%」への大幅利上げの必要性を否定した』と言及しています。

また、『この下落の過程で、金ETFは23日時点で991.11トンと年初最小の975.41トン(11月4日)よりは1.6%増加している。先物相場が下落している一方で、現物投資が増加しているのは興味深い。1800ドル割れを待っていたようだ。金ETFが1000トンを超えてくると、市場の金相場への関心が高まるだろう。現物需要と先物市場の買い増加が両輪となって、金相場を押し上げていく可能性は高いだろう』と考察しています。

こうしたことから、NY金について、『NY金は1800ドル割れで押し目を形成しよう。安値の目安は1750ドルか。JPX金は円安もあり6500円レベルで下げ止まる』と予想しています。


参考にしてみてくださいね。

上記の詳細コメントは、ブログ「テクニカルマイスター」の11月24日付「NY金は1800ドル割れで押し目形成へ」にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。

フィスコリサーチレポーター 花田浩菜





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