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NY原油は90〜95ドルを目指すか サンワード貿易の陳氏(花田浩菜)

注目トピックス 経済総合
皆さん、こんにちは。フィスコリサーチレポーター花田浩菜の気になるレポートです。今回は、NY原油についてのレポートを紹介します。

陳さんはまず、『NY原油は90〜95ドルを目指すか』と述べています。

NY原油について、『ウクライナを巡るロシアと欧米諸国との対立激化が懸念され、地政学リスクの高まりから、26日には一時87.95ドルまで買われた。終値は87.35ドル(+1.75)。2014年10月上旬以来、約7年4カ月ぶりの高値となった』と伝えています。

続けて、『ロシア軍がウクライナ国境に軍を結集させているが、米国はロシアが近く侵攻に踏み切る可能性があると危機感を訴えている。ロシアは攻撃の意図は否定するが、軍の撤退は拒否。侵攻への懸念が高まっている』と解説しています。

また、『バイデン大統領は25日、ウクライナにロシアが侵攻した場合、プーチン大統領個人への制裁を検討する意向を示唆した。事態が深刻化すれば、有力産油国であるロシアのエネルギー供給に混乱が生じ、世界的な供給逼迫状態をさらに悪化させるとの見方が浮上している。市場ではロシアの軍事侵攻に伴い、同国から欧州へのガス供給が停止されるとの懸念が高まっている』と言及しています。

一方で、『中東は、アラブ首長連邦(UAE)が弾道ミサイル2発を迎撃したことを明らかにした。イエメンに拠点を置く親イラン武装組織フーシ派は、UAEを標的にしたと主張。「作戦を拡大する用意がある」と警告しており、同地域の緊張が高まっている』と述べています。

原油相場について、『年初来で10%超上昇。供給不足や、石油輸出国機構(OPEC)加盟・非加盟産油国でつくる「OPECプラス」が足元で毎月日量40万バレルを増産する目標を達成できずにいることへの懸念が背景にある』とし、『ウクライナや中東における地政学リスクがいつまで続くのかどのような形で終息するのかは予断を許さず、緊張関係が続く限りは、エネルギー供給への不安を高めていくだろう』と考察しています。

また、『北半球では冬季需要がこれからピークを迎えるため、需要の低下は期待しにくい。株式相場の下落によりマイナス面はあるが、CFTC建玉のファンドの買い越しはまだ38万枚足らずで買い余力は残っている』と述べています。

こうしたことから、陳さんは、NY原油について『市場の先高観が強いことから、NY原油は90〜95ドルのレンジに浮上していく可能性は高いだろう。東京ドバイ原油は円安の支援もあり、5万5000円を超えていく』と述べています。

参考にしてみてくださいね。

上記の詳細コメントは、ブログ「テクニカルマイスター」の1月27日付「NY原油は90〜95ドルを目指すか」にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。

フィスコリサーチレポーター 花田浩菜




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