日経平均は144円安、直近上昇による反動で利食い先行
[14/03/10]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
10時23分現在の日経平均株価は、15129.08円(前日比-144.99円)で推移。米国2月雇用統計の上振れを受けて量的緩和縮小の継続観測が強まったこと、寄り付き前に発表された10-12月期国内総生産(GDP)改定値が前期比年率+0.7%となり市場予想の+0.9%を下回ったことなどを受けて、日経平均は利益確定売り優勢の展開。日銀の金融政策決定会合を見極めたいとのムードのなか、直近の上昇による反動から売り先行となっている。そのなかで、マザーズ指数が上昇するなど、個人主体による中小型株物色の動きがみられている。
セクター別では、空運、建設、海運、水産・農林が上昇する一方、石油・石炭、非鉄金属、ガラス・土石、不動産、金属製品などが下落。値上がり率上位には、NEXYZ.<4346>、カナモト<9678>、東洋建<1890>、リソー教育<4714>、加藤製<6390>などがランクイン。値下がり率上位には、星光PMC<4963>、帝繊維<3302>、アンリツ<6754>、日新鋼HD<5413>、電子材料<6855>などがランクイン。出来高上位には、みずほFG<8411>、マツダ<7261>、冶金工<5480>、三菱UFJ<8306>、三住建設<1821>、神戸製鋼<5406>などがランクインしている。
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