個別銘柄戦略:手掛かり材料難で値動きの軽い中小型株に関心が高まる可能性
[14/03/11]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
引け後に黒田総裁の会見を控えていること、本日は週末のSQに向けてロールオーバーのピークを迎えることなどから、日銀決定会合で現状維持が伝わったとしても、大きな波乱はないと考えられる。ただ、不動産やその他金融などの金融緩和メリットセクターに対しては、見切り売りのきっかけ材料につながる可能性も。また、資源価格の下落が続いており、非鉄金属や総合商社などの資源関連株の上値も重いとみられる。
目立った手掛かり材料も乏しいことから、指数寄与度が低く、値動きの軽い中小型株に関心が高まる可能性。STAP細胞論文撤回提案などの報道から、バイオ関連などには警戒感が先行する可能性も高く、ゲーム関連などに期待感が高まっていく公算。個別では、投資判断格上げのKADOKAWA<9477>、キャンディの生産能力倍増の不二家<2211>、月次好調なホクト<1379>などに注目。
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