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外為市場では米連邦公開市場委員会（FOMC）を受けて15年の利上げ観測が強まり短期利
回りの上昇に伴うドル買いが加速。ドル・円は102円32銭まで上昇し、13日来の高値を
更新。ユーロ・ドルは1.3926ドルから1.3849ドルへ下落した。米10年債利回りは2.75％
まで上昇。

米連邦公開市場委員会（FOMC）は市場の予想通り政策金利であるFF金利誘導目標を0-
0.25％で据え置き、米国債、住宅ローン担保証券（MBS）の購入規模を100億ドル縮小し
550億ドルにすることを決定した。声明では資産購入を終了したあともかなりの緩和政
策を続け政策金利を正常より低い水準で維持する可能性があるとした。同時に、利上げ
を検討する失業率数値規準6.5％を除去。コチャラコタ米ミネアポリス地区連銀総裁は
ガイダンスの除去に異論を唱え反対票を投じ8対1での決定となった。

【金融政策】
・米連邦公開市場委員会(FOMC)
・政策金利(フェデラルファンドFF金利の誘導目標)を現行の0-0.25％に据え置き決定
・月額650億ドル行っている債券買い入れ措置を550億ドルに縮小決定(米国債300億ド
ル、住宅ローン担保証券250億ドルに、それぞれ50億ドルずつ減額)
・「将来の金利の方向性を決定する要因としての失業率6.5％の基準値を撤廃」







＜KK＞