個別銘柄戦略:買い一巡後は様子見ムードが強まる可能性、中国経済指標を見極め
[14/03/24]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
外部環境の落ち着きを受けて、先週末に大幅安となった反動が先行する可能性。ただ、年度末を控えて積極的な押し目買いの動きなどは限定的と見られ、買い一巡後は様子見ムードが強まっていく展開か。その後は、取引時間中に発表されるHSBCの中国PMIなどが市場マインドを左右していこう。
個別では、業績観測が出ているパナソニック<6758>だが、来期の見通しなどは市場コンセンサスを下振れており、ややネガティブな反応もみこまれるところ。一方、業績下方修正のヤマトHD<9064>に関しては、中国市場への展開期待も高まりそうであり、アク抜けへとつながっていく余地も。中国PMI次第では、商品市況の落ち着きから非鉄株など資源関連の動向も注目。一部では、非鉄大手の一角に投資判断を新規に買い推奨の動きなど観測されている。一方、電力や半導体製造装置の一角には格下げの動きも目立っている。
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