日経平均寄り付き&為替概況:日経平均は151円安、米国株安や前日の大幅反発の反動が先行
[14/03/25]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
【日経平均は反落スタート、米国株安や前日の大幅反発の反動が先行】
9時36分現在の日経平均株価は、14323.43円(前日比-151.87円)で推移。日経平均は米国株安の流れに加え、前日の大幅反発も反動もあって、反落で始まった。売買代金上位は概ね下げており、ソフトバンク<9984>、三菱UFJ<8306>、トヨタ自<7203>、三井住友<8316>、アステラス薬<4503>、野村<8604>、JAL<9201>、ファナック<6954>、三菱地所<8802>などが軟調。一方、パナソニック<6752>が堅調。また、明日のサイバーダイン<7779>上場を前に、介護ロボット関連として菊池製作所<3444>が強い値動きをみせている。
セクターではパルプ・紙、鉱業、陸運、倉庫・運輸、繊維、サービス、化学が堅調。半面、石油・石炭、不動産、その他金融、保険、証券、建設、ゴム製品、医薬品などが冴えない。規模別指数では大型、中型が下落する一方で、小型株指数のみがプラスで推移している。材料系では、情報技術<9638>、MonotaRO<3064>、JIN<3046>などが堅調。
【ドル・円は102円16銭、リスク回避的な円買い拡大の可能性は低い】
ドル・円は102円16銭付近で推移。日経平均株価の下落は想定の範囲内との声が聞かれて降り、株安を意識したリスク回避的な円買い・ドル売りが拡大する可能性は低いとみられている。市場参加者の間では、日経平均株価が反転した場合、ドル・円は102円60銭程度まで上昇してもおかしくないとの見方が出ている。102円以下には個人勢などのドル買いオーダーが残されており、ドル・円は102円付近で下げ渋る可能性がある。
9時36分時点のドル・円は102円16銭、ユーロ・円は141円37銭、ポンド・円は168円57銭、豪ドル・円は93円42銭付近で推移している。
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