前場に注目すべき3つのポイント〜サイバーダインが東証マザーズに新規上場
[14/03/26]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
26日の前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
■株式見通し:期末要因の売買が中心、市場の関心はサイバーダインへ
■外資系証券の注文動向:差し引き880万株の買い越し
■前場の注目材料:サイバーダイン(CYBERDYNE)<7779>が東証マザーズに新規上場(公開価格:3700円)
■期末要因の売買が中心、市場の関心はサイバーダインへ
☆日経225想定レンジ:上限14600円-下限14450円
26日の東京市場は、引き続き底堅さが意識される相場展開になろう。25日の米国市場では前日に下げが目立っていたバイオ関連やハイテク関連への見直す流れにより、ダウは3日ぶりに反発。これを受けてシカゴ日経225先物清算値は大証比95円高の14355円となり、これを引き継ぐ格好から買い先行のスタートになりそうだ。
ただし、期末要因の売買が中心になると考えられ、配当志向の物色や配当分の再投資とみられるTOPIX型のインデックス売買が中心とみられる。また、NISAに絡んだ資金流入も期待されるところであろう。一方、指数インパクトの大きいソフトバンク<9984>辺りの値動きは鈍る可能性があるため、日経平均自体はこう着感の強い展開に。
そのほか、医療・福祉分野向け人支援ロボットを手掛けるCYBERDYNE(サイバーダイン)<7779>が、マザーズ市場に新規株式公開(IPO)する。既に、買い気配で初日には売買が成立しないとの見方が大勢である、公募・売出価格は3700円であり、本日の気配は上限8510円、下限は2775円となる。人気が高い程、システム的な障害、人為的なミスなどが起きやすい状況か。
■外資系証券の注文動向:差し引き880万株の買い越し
朝の外資系証券6社経由の注文状況は、売り1400万株、買い2280万株、差し引き880万株の買い越しとの観測。なお、直近5日分の注文動向は以下の通り。
3月18日(火):160万株の買い越し
3月19日(水):1570万株の買い越し
3月20日(木):500万株の売り越し
3月24日(月):60万株の買い越し
3月25日(火):1050万株の買い越し
■前場の注目材料
・米アップル、「iPhone6」を晩夏か初秋に発売へ
・北朝鮮、中距離ミサイル「ノドン」を日本海に向け発射
・サイバーダイン(CYBERDYNE)<7779>が東証マザーズに新規上場(公開価格:3700円)
☆前場のイベントスケジュール
<国内>
11:00 菅官房長官、定例記者会見
12:00 高村自民党副総裁講演
<海外>
08:00 プロッサー米フィラデルフィア連銀総裁講演(NY、経済見通しと金融政策)
09:30 豪準備銀行が金融安定性報告発表
<KO>