日本株見通し:配当に絡んだインデックス売買やNISA資金に関心、CYBERDYNE上場
[14/03/26]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
26日の東京市場は、引き続き底堅さが意識される相場展開になろう。25日の米国市場では前日に下げが目立っていたバイオ関連やハイテク関連への見直す流れにより、ダウは3日ぶりに反発。これを受けてシカゴ日経225先物清算値は大証比95円高の14355円となり、これを引き継ぐ格好から買い先行のスタートになりそうだ。
ただし、期末要因の売買が中心になると考えられ、配当志向の物色や配当分の再投資とみられるTOPIX型のインデックス売買が中心とみられる。また、NISAに絡んだ資金流入も期待されるところであろう。一方、指数インパクトの大きいソフトバンク<9984>辺りの値動きは鈍る可能性があるため、日経平均自体はこう着感の強い展開に。
そのほか、医療・福祉分野向け人支援ロボットを手掛けるCYBERDYNE(サイバーダイン)<7779>が、マザーズ市場に新規株式公開(IPO)する。既に、買い気配で初日には売買が成立しないとの見方が大勢である、公募・売出価格は3700円であり、本日の気配は上限8510円、下限は2775円となる。人気が高い程、システム的な障害、人為的なミスなどが起きやすい状況か。
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