SEOTOOLSは、サイトのアクセスアップに必要なSEO対策ツールを無料提供中。まずはSEOアクセス解析ツールをご体験下さい。

本日26日の欧米市場のドル・円は、ヘッジファンドによる4半期末に向けた安倍トレード（日本株買い・円売り）のショートカバーでのドル買いと、3月期末決算に向けた本邦機関投資家のリパトリ（外貨建て資産売却・円買い）で動意に乏しい展開が予想される。

ドル・円のテクニカル分析では、今年の高値105円45銭と安値100円76銭の半値である103円10銭が一目均衡表の雲の上限（先行スパン2）となり、リスクの攻防の分岐点となっている。この103円10銭の雲の上限は、4月29日まで続いており、4月29-30日に連邦公開市場委員会（FOMC）が開催され、イエレンFRB議長の時間軸目安（6ヶ月程度）が、FOMC声明に盛り込まれるのか否かが注目されることになる。

本日は、ウクライナ情勢に関して、オバマ米大統領と欧州連合28カ国首脳による会議が開催される。

欧米諸国は、ロシアへの制裁として、個人レベルでは、政府高官やオリガルヒ（新興財閥）に対する個人資産の凍結、査証発行の停止を打ち出し、国家レベルでは、G-8からの追放を決定した。

オバマ米大統領は、対内的には議会共和党との交渉で行き詰まり、対外的には極東や中東問題で、習中国国家主席やプーチン露大統領などの協力が不可欠の優柔不断なレームダックだった。

欧州連合首脳達も、金融危機、銀行同盟、財政同盟などを先送りし続けた、決断できない集団である。

欧米という船は、多くの船頭を乗せたまま黒海まで航行し、ロシアを追放できるのだろうか。

【今日の欧米市場の予定】

20：00　米・前週分MBA住宅ローン申請指数（前回：-1.2％）
21：30　米・2月耐久財受注（前月比予想：+0.8％、1月：-1.0％）
02：00　米財務省5年債入札（350億ドル）

米連邦準備制度理事会（FRB）がストレステスト結果の公表予定

米国・欧州連合（EU）首脳会議（ブリュッセル）



＜KO＞