NYダウは反発か 相場反発につながる環境は変わらず
[14/03/27]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
27日のNYダウは反発か。 26日の取引では、2月耐久財受注が予想を上回ったことが一時的に好感されたが、航空機部門以外は低調だったことから、株式は弱含みとなった。セクター別では、ヘルスケア機器・サービス、食品・飲料・タバコが上昇し、ソフトウェア・サービス、素材は下落した。
ただし、航空機を除く耐久財受注が予想を下回ったことに対して市場は過剰に反応したとの声が聞かれていることやキング・デジタル・エンターテイメントの公募価格割れが投資家心理を萎縮させたことも株安の要因となった。一部の米経済指標は改善していることから、NYダウが続落する状況ではないとみられる。27日の取引では、前日下げたセクターを注目したい。
テクニカル面では、25日線や一目均衡表の基準線、転換線などがNYダウの支持線として意識されている。株式相場の反発を想定しておきたい。
なお、27日発表の米経済指標では、10-12月期GDP確定値(前期比年率予想:+2.7%)と先週分新規失業保険申請件数(予想:32.3万件)が注目されている。
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