日経平均寄り付き&為替概況:日経平均は34円安、ファーストリテなどが冴えない
[14/04/01]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
【日経平均はマイナス転換、ファーストリテなどが冴えない】
9時34分現在の日経平均株価は、14793.30円(前日比-34.53円)で推移。日経平均は5日続伸で始まった。3月31日の米国株式市場はイエレンFRB議長の講演での発言が好感されて上昇。円相場は1ドル=103円前半での推移など米国株高や円安が材料視された。また、寄り付き前に発表された日銀短観では、先行き悪化が追加の緩和期待などへの思惑につながった面もあるようだ。ただし、その後は下げに転じる局面もみせるなど、強弱感が対立している。
セクターでは保険、銀行、空運、ガラス・土石、電気機器、機械、輸送用機器が上昇。半面、パルプ・紙、石油・石炭、電力・ガス、金属製品、陸運、その他金融が下げて始まるなど、高安まちまち。売買代金上位では、ソフトバンク<9984>、ソニー<6758>、メガバンク3行、トヨタ自<7203>などが堅調。一方で、JT<2914>、ファナック<6954>、KDDI<9433>、三菱地所<8802>、ファーストリテ<9983>などが冴えない。規模別指数では大型株指数が上昇しているが、中型、小型株指数がマイナス圏で推移している。
【ドル・円は103円16銭付近、日銀短観は市場予想を下振れ】
ドル・円は103円16銭付近で推移。今日発表された日銀短観3月調査で大企業製造業DIは17となり、市場予想の19を下回った。予測数字も予想を下回ったが、ドル・円は103円20銭台で安定した動きを続けている。日経平均株価は前日末の水準を下回っているが、現時点では株安を警戒したリスク回避的な円買いのフローが増えるとの見方は少ないようだ。
9時34分時点でドル・円は103円16銭、ユーロ・円は142円10銭、ポンド・円は171円93銭、豪ドル・円は95円70銭付近で推移している。
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