NY株式:ダウは16ドル安、ハイテク大手の冴えない決算が重し
[14/04/18]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
17日の米国株式相場はまちまち。ダウ平均は16.31ドル安の16408.54、ナスダックは9.29ポイント高の4095.52で取引を終了した。ハイテク大手に冴えない決算が相次いだことで朝方は売りが先行したものの、週間新規失業保険申請数が予想より少なかったことが好感され、緩やかに上昇に転じる展開となった。ただ、連休を前に閑散取引で、上値も限られた。セクター別では、半導体・半導体製造装置やテクノロジー・ハード・機器が上昇する一方でソフトウェア・サービスや公益事業が下落した。
検索大手のグーグル(GOOGL)は、売上及び利益とも予想を下回る決算を発表して下落。ITサービスのIBM(IBM)も冴えない決算を発表して軟調推移となった。一方で投資銀行のゴールドマン・サックス(GS)は減収減益ながら予想を上回る決算を発表して上昇。フラッシュメモリのサンディスク(SNDK)も好決算を発表して堅調推移となった。
18日は復活祭前の聖金曜日(グッドフライデー)で、米国株式相場は休場となる。
(Horiko Capital Management LLC)
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