NY株式:ダウは40ドル高、閑散取引も企業決算を好感
[14/04/22]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
21日の米国株式相場は上昇。ダウ平均は40.71ドル高の16449.25、ナスダックは26.03ポイント高の4121.55で取引を終了した。キリスト教の復活祭で欧州など各国主要株式市場が休場、閑散取引となる中、主要企業決算が好感され買いが先行した。一時上げ幅を縮小する場面もあったが、再び引けにかけて緩やかに上昇する展開となった。大型株で構成されるS&P500指数は5営業日続伸。セクター別では、医薬品・バイオテクノロジーや運輸が上昇する一方、消費者・サービスや家庭用品・パーソナル用品が下落した。
半導体のアドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)は、ゲーム専用機向け半導体などが好調で予想を上回る決算を発表して急騰。エネルギー開発サービスなどのハリバートン(HAL)も好決算を発表して上昇。玩具メーカーのハズブロ(HAS)も予想を上回る決算を発表して堅調推移となった。産金・鉱業のニューモント・マイニング(NEM)は、同業のバリック・ゴールド(ABX)との合併観測で上昇。一方で、ファストフードのチポトレ・メキシカン・グリル(CMG)は決算が予想を下回り下落した。
マーケット終了後に動画ストリーミングのネットフリックス(NFLX)が発表した決算は、米国内の新規契約者数が225万人増となるなど予想を上回り、時間外取引で大幅高となっている。
(Horiko Capital Management LLC)
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