個別銘柄戦略:明日は重要イベントが相次ぐ、海外投資家の動きは鈍い状況が継続か
[14/04/22]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
米国株高を背景に買い先行も、その後は上値の重い展開となろう。海外投資家の動きは鈍い状況が継続すると考えられるため、その後は膠着ムードが強まりそうだ。オバマ米大統領の来日、中国PMI、西武HD<9024>の上場、アップルの決算発表など、明日は重要なイベントが重なっており、これらを見極めたいとする流れが強まるとみられる。
不動産ネット取引解禁報道を受けて、前日に軟調な動きが目立った不動産セクターの動向などに注目が向かおう。4月の受注動向などが伝わっている自動車株などにも安心感が強まる可能性。海外での業界再編期待が波及する可能性から医薬品セクターなどにも注目。
そのほか、TPP関連には思惑物色の流れが強まる余地も。昨日は市場想定を下回る業績見通しが嫌気されて東京製鐵<5423>が急落となったが、前日に決算発表した安川電機<6506>の今期見通しは市場予想を大幅に下回る内容。ネガティブインパクトが大きいなか、株価の反応が注目されるところ。
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