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後場に注目すべき3つのポイント〜信越化学やJFEHDなどが後場決算発表予定

注目トピックス 市況・概況

24日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。

・米モメンタム株の復活期待からネット関連に向かいやすく
・ドル・円は102円40銭付近、102円70-00銭のドル売りオーダーで上げ渋る展開
・信越化学<4063>やJFEホールディングス<5411>などが後場決算発表予定

■米モメンタム株の復活期待からネット関連に向かいやすく

日経平均は反落。63.55円安の14482.72円(出来高概算8億9000万株)で前場の取引を終えている。米アップルの時間外での強い値動きが材料視されるなか、小幅に続伸して始まった。しかし、為替市場ではやや円高に振れているほか、日米首脳会談後の共同記者会見を控え、こう着感の強い相場展開になっている。

東証1部の騰落銘柄は値上がり値下がりが拮抗。規模別指数では大型、中型株指数が下げている半面、小型株指数が上昇している。マザーズ指数、ジャスダック平均は小幅に上昇するなど、米アップルやフェイスブックの決算効果のようだ。

セクターでは保険、非鉄金属、海運、石油石炭、機械、パルプ紙などが小じっかり。半面、鉱業、空運、サービス、陸運、鉄鋼、食料品、建設、医薬品、その他製品などが小安い。

日経平均は25日線を挟んでの攻防となっている。前引けにかけて下げ幅を広げていたが、日米共同記者会見での失望を警戒した格好であろう。TPPでは、お互い譲歩することで両首脳が一致しており、大筋で合意する可能性が出てきたとの見方もされるが、難しいとの見方がコンセンサスだろう。ただし、先回り的な動きはなく、先物主導で仕掛けてきたとしても大きなトレンドにはつながらないだろう。

また、信越化<4063>の決算が13時に予定されており、決算後の動向次第では神経質な相場展開になりやすい。一方で、30日の金融政策決定会合に向け、週内に限っては緩和期待がくすぶるなか、下値の堅さは意識されそうだ。また、今晩の米国市場では米アップルやフェイスブックの強い動きが意識されるなか、米モメンタム株の復活期待が新興市場のネット関連などへの見直しに向かわせそうだ。

■ドル・円は102円40銭付近、102円70-00銭のドル売りオーダーで上げ渋る展開

ドル・円は102円40銭付近で推移。ドル・円は、東京株式市場が弱含みに推移していること、102円70-00銭のドル売りオーダーで上げ渋る展開。ユーロ・ドルは、1.3815ドルから1.3825ドルで推移。ウクライナ情勢への警戒感、欧州中央銀行(ECB)の追加緩和観測で上げ渋る展開。ユーロ・円は、141円47銭から141円70銭で推移。

12時16分時点のドル・円は102円40銭、ユーロ・円は141円54銭、ポンド・円は171円88銭、豪ドル・円は95円12銭付近で推移している。

■後場のチェック銘柄

・日経平均は日米首脳会談の結果待ちに
・トレックスセミ<6616>が一時ストップ高、直近IPO銘柄の一角に資金
・信越化学<4063>やJFEホールディングス<5411>などが後場決算発表予定

☆後場の決算発表予定☆

■13時

ジャパンフーズ<2599>
信越化学工業<4063>
JFEシステムズ<4832>
ダイハツディーゼル<6023>
芝浦メカトロニクス<6590>
だいこう証券ビジネス<8692>

■14時

オービックビジネスコンサルタント<4733>
JFEホールディングス<5411>
中央発條<5992>
大豊工業<6470>
東海理化電機製作所<6995>
東陽テクニカ<8151>

※上記スケジュールは予定になっておりますので、発表日時が変更になる場合がございます。

☆後場の注目スケジュール☆

特にございません。



<KO>

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