米モメンタム株を見極めたいところ【クロージング】
[14/04/24]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
24日の日経平均は反落となり、141.28円安の14404.99円(出来高概算19億1000万株)で取引を終えた。米アップルの時間外の上昇などを手掛かりに小幅に上昇して始まったが、結局は寄付きが高値となって陰線を形成している。後場に入り日米共同記者会見で、TPP交渉の協議継続と報じられると、仕掛け的な売買によって一時14400円を割り込んでいる。もっとも、決算発表が本格化する中で手掛けづらさはあり、薄商いの中を先物主導で振らされた格好だろう。
指数インパクトの大きいソフトバンク<9984>のほか、ファナック<6954>、日東電工<6988>、ファーストリテ<9983>などの弱い値動きが重しに。また、ザラバに決算を発表した信越化<4063>が一段安となったことも手掛けづらくさせたであろう。一方、日本電産<6594>が終日堅調に推移するなど、冷静な動きもみられる。決算を手掛かりとした見直しの動きのなか、個別対応で乗り切るところか。
また、今晩の米国市場では米アップルやフェイスブックの強い動きが意識されるなか、米モメンタム株の復活が期待されよう。新興市場のネット関連などへは、改めて見直しに向かわせそうだ。
<KO>










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