豪ドル週間見通し:政策金利2.50%現状維持の公算、中国への懸念はやや後退
[14/04/26]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
先週の豪ドル・円は弱含み。豪準備銀行(中央銀行)による早期利上げの思惑が後退してことで一時94円台後半まで下げた。米ドル・円相場はおおむね102円台で推移し、大きな動きを見せなかったことから、リスク選好的な豪ドル買い・円売りは縮小し、週後半は95円前後で推移した。取引レンジは94円52銭-96円25銭。
今週・来週(4月28日-5月9日週)の豪ドル・円は、上げ渋りか。5月6日発表の豪準備銀行(中央銀行)の政策金利は2.50%で現状維持の公算。声明で将来的な利上げの必要性を指摘しなかった場合、リスク選好的な豪ドル買いはやや縮小する可能性がある。ただし、中国経済の悪化に対する懸念は後退しており、豪ドル売りが強まる可能性は低いと予想される。
○発表予定の豪主要経済指標・注目イベント
・5月6日:豪準備銀行が政策金利発表(2.50%で現状維持の予想)
・5月6日:3月貿易収支(2月:+12億豪ドル)
・5月7日:3月小売売上高(2月:前月比+0.2%)
・5月8日:4月失業率(3月:5.8%)
予想レンジ:92円00銭-97円00銭
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