欧米為替見通し:イエレンFRB議長の議会証言に注目へ
[14/05/07]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
本日7日の欧米市場のドル・円は、ウクライナ情勢の緊迫化、イエレンFRB議長の議会証言でのハト派発言への警戒感から上げ渋る展開が予想される。
ドル・円のテクニカル分析では、一目均衡表の変化日(5月13日)に向けて、膠着状態からの脱却が予想される。
102円80銭の上値抵抗線を上抜けた場合は「買いの時代」となり、日米金利差拡大観測、年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)による外貨建て資産投資拡大など、安倍トレード(日本株買い・円売り)が再開する可能性が高まる。
101円の下値支持線を下抜けた場合は「売りの時代」となり、ウクライナ情勢や中国景気減速懸念など、リスク回避の円買いが優勢となる可能性が高まる。
イエレンFRB議長は議会証言において、米国4月の雇用統計の改善(失業率:6.3%、非農業部門雇用者数:+28.8万人)にも関わらず、労働参加率の低下、長期失業率の高止まり、賃金の低迷などを理由に、低金利政策の長期化というハト派的な見解を再表明すると予想されている。
さらに、4月29日の「中期的な金融政策課題」に関する討議、サンシャイン・ミーティングでの量的緩和政策からの「出口戦略」への思惑を払拭すると予想されている。サプライズとしては、「出口戦略」の協議の噂を否定しなかった場合、低金利政策の長期化に言及しなかった場合となる。
【今日の欧米市場の予定】
20:00 米・先週分MBA住宅ローン申請指数(前回:-5.9%)
21:30 米・1-3月期非農業部門労働生産性指数速報値(予想:-1.2%、10-12月期:+1.8%)
23:00 イエレン米連邦準備制度理事会(FRB)議長が上下両院経済合同委員会で証言
02:00 米財務省10年債入札(240億ドル)
04:00 米・3月消費者信用残高(予想:155億ドル、2月:164.89億ドル)
英中銀金融政策委員会(8日まで)
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