日経平均寄り付き&為替概況:日経平均は91円高、ソフトバンクは下げに転じる
[14/05/08]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
【日経平均は反発スタート、ソフトバンクは下げに転じる】
9時38分現在の日経平均株価は、14125.39円(前日比+91.94円)で推移。日経平均は反発して始まった。7日の米国市場ではウクライナ情勢に対する緊張緩和を背景にNYダウが反発。この流れを受けてシカゴ日経225先物清算値は大阪比140円高の14210円だった。昨日の日経平均は400円を超す大幅な下げとなったが、まずはシカゴ先物にサヤ寄せする格好から買いが先行する格好に。しかし、買いが先行したソフトバンク<9984>が下げに転じているほか、ファナック<6954>が冴えない値動きのなか、日経平均の戻りの鈍さが意識される格好にも。
売買代金上位では、ソフトバンク、ファナックのほか、富士重<7270>、ホンダ<7267>、日本通信<9424>、NTT<9432>が冴えない。一方、トヨタ自<7203>、三井物産<8031>、三井住友<8316>、ファーストリテ<9983>、JT<2914>、KDDI<9433>などが堅調。セクターでは、不動産、鉱業、その他金融、ゴム、繊維、鉄鋼、証券、海運、医薬品などが堅調。半面、金属、その他製品が小安く始まった。その他、決算絡みではカシオ<6952>、ワールドIT<2429>などが買い気配から始まっている。
【ドル・円は101円87銭付近、ある程度の株高は想定の範囲内との声】
ドル・円は101円87銭付近で推移。東京株式市場は反発しているが、ある程度の株高は想定の範囲内との声が聞かれている。具体的なドル買い材料が提供されない場合、ドル・円は102円付近で伸び悩む可能性があるとみられている。現時点でファンド筋などの円売りは特に確認されていないもよう。株高を期待したリスク選好的な円売りが増える可能性があるが、102円30銭付近には利食い目的とみられるドル売りオーダーが置かれているもよう。
9時38分時点のドル・円は101円87銭、ユーロ・円は141円71銭、ポンド・円は172円73銭、豪ドル・円は95円05銭付近で推移している。
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