個別銘柄戦略:米国株高や海外勢の資金流入などで堅調推移へ
[14/05/13]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
米国市場の上昇に加えて、海外投資家のオーバーフローも本日は大幅な買い越しと観測されており、堅調な動きとなる公算は大きいだろう。一方、足元では新興市場の軟調な動きが目立っているが、本日は中心銘柄の一つであるエナリス<6079>がファイナンスの実施を発表している。米国でのモメンタムストック上昇は新興市場銘柄に支援となるが、エナリスの株価急落の影響も大きいとみられ、引き続き、個人投資家のマインド悪化の影響は警戒されるところ。
昨日の決算では、主力処でサプライズは乏しいだろう。三菱マテ<5711>、いすゞ<7202>、宇部興産<4208>、日医工<4541>などはネガティブか。一方、三井不動産<8801>、浜松ホト<6965>、サンデン<6444>などはポジティブに捉えられよう。場中にゼネコン各社の決算発表が予定されているが、当面の出尽くし感には警戒も。そのほか、三菱ケミカル<4188>による大陽日酸<4091>の買収報道が伝わっているが、シェールガス関連などの刺激材料となるかに注目。
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