日経平均寄り付き&為替概況:日経平均は265円高、NYダウの最高値更新や円安で安心感
[14/05/13]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
【日経平均は大幅反発スタート、NYダウの最高値更新や円安で安心感】
9時39分現在の日経平均株価は、14415.22円(前日比+265.70円)で推移。日経平均は大幅に反発して始まった。米国市場ではNYダウ、S&P500が史上最高値を更新したほか、円相場が1ドル=102円台と円安に振れており、買い安心感につながっている。シカゴ先物が大阪比155円高の14325円だったが、225先物は14390円で寄り付いており、シカゴを大きく上放れてのスタートになっている。
売買代金上位では軒並み上昇して始まっており、トヨタ自<7203>、ソフトバンク<9984>、三菱UFJ<8306>、三井住友<8316>、野村<8604>、富士重<7270>、JT<2914>、キヤノン<7751>、ファーストリテ<9983>などが強い。一方、日立<6501>、ブリヂス<5108>が小安い。
その他、三菱ケミHD<4188>による大陽日酸<4091>へのTOB報道を受けて、両社ともに買いが先行している。半面、公募増資を発表したエナリス<6079>が売り気配から始まっている。セクターでは東証33業種すべてが上昇しており、その他金融、鉱業、証券、保険、不動産、情報・通信、海運、非鉄金属、銀行、医薬品などが強い。
【ドル・円は102円19銭付近、リスク選好的な円売りが優勢に】
ドル・円は102円19銭付近で推移。日経平均株価の大幅反発は予想以上との声が聞かれており、リスク選好的な円売りが優勢となりつつある。
■今後のポイント
・日経平均株価の大幅高でリスク選好的な円売り拡大の可能性
・102円以下に利食い目的のドル買い興味が残る
9時39分時点のドル・円は102円19銭、ユーロ・円は140円60銭、ポンド・円は172円49銭、豪ドル・円は95円63銭付近で推移している。
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