日経平均寄り付き&為替概況:日経平均は8円高、米国株高や3月機械受注の上振れを材料視
[14/05/19]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
【日経平均は反発スタート、米国株高や3月機械受注の上振れを材料視】
9時37分現在の日経平均株価は、14104.74円(前日比+8.15円)で推移。日経平均は反発。週末の米国市場の反発のほか、寄り付き前に発表された3月の機械受注が予想を上回ったことが材料視された格好。セクターでは非鉄金属、ガラス・土石、精密機器、パルプ・紙、水産・農林、小売、倉庫・運輸、情報・通信などが上昇。一方で、鉱業、保険、不動産、その他金融、石油・石炭、その他製品、銀行などが小安い。
売買代金上位では「モンスターストライク」の好調を受けたミクシィ<2121>が一時9%を超える上昇。バロンズ誌の報道を受けてソフトバンク<9984>が堅調。そのほか、マイクロニクス<6871>、ファーストリテ<9983>が堅調。半面、三井住友<8316>、クルーズ<2138>、オリックス<8591>、ソニー<6758>、三井不<8801>などが冴えない。
【ドル・円は101円55銭付近、日銀の早期追加緩和期待は後退】
ドル・円は101円55銭付近で推移。日経平均株価は小幅高で推移しており、株安に対する警戒感は後退している。本日発表された3月機械受注は前月比+19.1%と予想を大きく上回る伸びを記録し、株高の一因となっている。ただ、日本銀行は5月も金融政策の現状維持を決定することが確実視されており、早期追加緩和への期待は後退している。
9時37分時点のドル・円は101円55銭、ユーロ・円は139円16銭、ポンド・円は170円92銭、豪ドル・円は95円07銭付近で推移している。
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