NY為替:ドル・円は101円84銭、米10年債利回りの低下でドル売り優勢
[14/05/29]
提供元:株式会社フィスコ
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28日のニューヨーク外為市場で、ドル・円は101円97銭から101円64銭まで下落し101円84銭で引けた。米10年債利回りが昨年6月の水準まで低下したことに伴うドル売りが優勢となった。
ユーロ・ドルは、1.3629ドルから1.3587ドルまで下落し1.3591ドルで引けた。フランスの4月求職者総数が過去最高に達しドイツの5月失業者数の増加数も前月比で2009年4月以来の最高に達したことを嫌気したユーロ売り、欧州中央銀行(ECB)による追加緩和観測に伴うユーロ売りが加速し1.3600ドルのオプションバリアーをつけた。ユーロ・円は、欧日金利差の縮小観測に伴い138円81銭から138円30銭まで下落。
ポンド・ドルは、1.6754ドルから1.6698ドルへ下落。ドル・スイスは、0.8965フランへ下落後、0.8990フランへ反発した。
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