NY原油:続落で102.72ドル、米原油在庫の増加予想が売り要因に
[14/05/29]
提供元:株式会社フィスコ
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NY原油は続落(NYMEX原油7月限終値:102.72 ↓1.39)。104.07ドルから一時102.67ドルまで下落した。日本時間30日(金)午前0時発表予定の米エネルギー情報局(EIA)週報(週次石油在庫統計)で、米国内全体の原油在庫が増加すると予想されていることが売りの一因となったもよう。
また、欧州中央銀行(ECB)の追加緩和観測を受けたユーロ安・ドル高傾向、そして、利益確定売り先行によるNYダウの下落などが、相場の重石になったとみられる。さらに、米ルイジアナ州の石油精製施設の一部が暴風により閉鎖されたといわれ、一時的ながら操業停止により原油需要が落ち込むとの懸念が、売りにつながったとの見方もある。
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