NY為替:ドル・円は101円79銭、株高、債券利回り上昇でショートカバー
[14/05/30]
提供元:株式会社フィスコ
提供元:株式会社フィスコ
注目トピックス 市況・概況
29日のニューヨーク外為市場で、ドル・円は101円43銭まで下落後、101円86銭まで反発し101円79銭で引けた。米国の1-3月期国内総生産(GDP)改定値が予想を下振れ3年ぶりのマイナス成長に下方修正されたことを受けた債券利回りの低下に伴うドル売りが一時優勢となった。その後、低調な結果が織り込み済みであったことや株高、債券利回りが上昇に転じたこと連れショートカバーが強まった。
ユーロ・ドルは、1.3626ドルまで上昇後、1.3595ドルへ反落し1.3602ドルで引けた。米国の低調な経済指標を嫌ったドル売りにいったん上昇後、戻り高値からはウクライナ情勢の緊迫化、追加利下げ観測を受けたユーロ売りが再燃。ユーロ・円は、欧日金利差の縮小観測に伴う売りに138円52銭から138円13銭まで下落。
ポンド・ドルは、1.6706ドルから1.6729ドルのレンジで上下。ドル・スイスは、0.8982から0.8956フランへ下落した。
<KO>