NY金:続落で1257.10ドル、米雇用指標の改善などで売り先行
[14/05/30]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
NY金は続落(COMEX金8月限終値:1257.10 ↓2.60)。この日発表された米国の1-3月期GDP改定値が予想以上のマイナス成長への下方修正だったが、ある程度織り込みの見方があったことや、週次新規失業保険申請件数が予想以上に減少したことで、金は売りが先行、安値1252.10ドルまで下落した。
その後、米国株価指数が小幅ながら上昇していたものの、ユーロが対ドルで底堅い動きになっていたことや、米国の4月中古住宅販売成約指数が下振れしたことなどから、いったん金の買いが優勢になり、高値1261.50ドルまで上昇した。しかし、買いは続かず、再び売りが盛り返して反落、それ以降は1255ドル前後での推移となった。
6月限は、高値が1260.60ドル、安値が1251.70ドルで、引けは1256.30ドルであった(前日比3.00ドル安)。
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