日経平均寄り付き&為替概況:日経平均は39円高、ソフトバンクなどが強い動き
[14/05/30]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
【日経平均は39円高、ソフトバンクなどが強い動き】
9時35分現在の日経平均株価は、14721.38円(前日比+39.66円)で推移。日経平均は小幅に続伸して始まった。米国株高の流れを引き継ぐ格好から買いが先行している。セクターでは情報・通信が上昇率上位と、ソフトバンク<9984>、KDDI<9433>、NTT<9432>、光通信<9435>、スクエニHD<9684>などが強い動きをみせている。そのほか、保険、水産、ゴム製品、証券、電力・ガス、サービスなどが上昇。一方で、陸運、パルプ・紙、鉱業、ガラス・土石、非鉄金属などが小安く始まっている。
売買代金上位は全般上昇して始まっており、ソフトバンクのほか、トヨタ自<7203>、ミクシィ<2121>、東芝<6502>、三菱UFJ<8306>、ガンホー<3765>、ケネディクス<4321>などが強い値動きをみせている。
【ドル・円は101円69銭付近、株高継続は特に意識されず】
ドル・円は101円69銭付近で推移。今日発表された4月の全国消費者物価指数と4月の鉱工業生産速報値に対する市場反応は乏しかった。日経平均株価は小幅高で推移しているが、株高継続を意識したリスク選好的な円売りは拡大していない。30日のアジア市場では101円台後半でのもみ合いが続くとの見方が多く、ドル・円が102円台に上昇するには相応の材料が必要との声が聞かれている。
■今後のポイント
・日経平均株価の続伸期待はあるが、ドル・円は101円台後半でもみ合い継続との見方
・101円60銭以下で短期筋などのドル買い興味が残る
9時35分時点のドル・円は101円69銭、ユーロ・円は138円31銭、ポンド・円は170円06銭、豪ドル・円は94円67銭付近で推移している。
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