NY金:続落で1246.00ドル、5月シカゴ購買部協会景気指数の上振れで売り優勢
[14/05/31]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
NY金は続落(COMEX金8月限終値:1246.00 ↓11.10)。1256.70ドルから一時1242.20ドルまで下落し、その後は1245ドル前後で推移した。この日発表された米国の経済指標で、5月シカゴ購買部協会景気指数(PMI)が予想に反して大きく上昇したことが注目され(実績65.5。予想は61.0、4月が63.0)、米FRBの量的緩和の縮小が続くとの見方から、金の売りが優勢になった。
また、ウクライナ情勢に関して、米国防省報道官が「ロシア軍の大半がウクライナ国境から撤収」と言明しており、緊張緩和により、安全資産としての買い需要が後退したことも、相場の下落につながったとみられる。6月限は、高値が1255.80ドル、安値が1241.80ドルで、引けは1245.60ドルであった(前日比10.70ドル安)。
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