日経平均寄り付き&為替概況:日経平均は16円高、米国株安も為替相場の円安を材料視
[14/06/04]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
【日経平均は16円高、米国株安も為替相場の円安を材料視】
9時36分現在の日経平均株価は、15051.03円(前日比+16.78円)で推移。日経平均は小幅に続伸して始まった。3日のNY市場は利食いから反落だったが、米4月製造業受注指数の市場予想上振れによる長期債利回りの上昇を受けてドルが買われていることが材料視された。シカゴ先物清算値が大阪比30円高の15060円、朝の外資系経由の売買動向が連日で買い越しだったことも安心感につながっている。
セクターでは鉄鋼、保険、鉱業、機械、海運、輸送用機器、ゴム製品、電気機器などが堅調。一方で、パルプ・紙、金属、不動産などが小安く始まっている。売買代金上位では、ソフトバンク<9984>、三菱UFJ<8306>、トヨタ自<7203>、UNITED<2497>、日産自<7201>、JFE<5411>、フィックスター<3687>などが堅調。一方で、三井住友<8316>、ミクシィ<2121>、ファーストリテ<9983>、日本M&A<2127>が冴えない。
【ドル・円は102円56銭、102円30銭以下に短期筋などのドル買いオーダー】
ドル・円は102円56銭付近で推移。日経平均株価は小幅高となり、15000円の大台を維持していることから、今日4日の取引でもリスク選好的な円売りが継続する可能性は高いとの声が聞かれている。なお、短期筋などのドル買いオーダーは102円30銭以下に入っているもよう。
9時36分時点のドル・円は102円56銭、ユーロ・円は139円69銭、ポンド・円は171円69銭、豪ドル・円は94円95銭付近で推移している。
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