米株式:「週末の米国5月の雇用統計への警戒感から動意に乏しい展開」
[14/06/04]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
4日のニューヨーク株式市場は、週末の米国5月の雇用統計を控えて、利益確定の売りが優勢となる展開が予想される。
グローベックスの米株先物は小安く推移しているほか、欧州市場は高安まちまちの中、利益確定の流れが先行しそうだ。また、中国・上海市場は不動産市況の悪化懸念から、4日続落となっている。製造業を中心に景況感は改善しているものの、不動産の不調が重しになっており、嫌気売りを誘う可能性が高い。
経済指標では週末の雇用統計の前哨戦となるADP雇用報告が発表される。20万人以上の増加となる可能性が高いが、4月(22万人増)からは減少する見通し。
結果次第では週末への警戒感などにつながる可能性がありそう。そのほか、1-3月の非農業部門労働生産性(確定値)、ISM非製造業景気指数、地区連銀経済報告(ベージュブック)が予定されている。
<MY>
グローベックスの米株先物は小安く推移しているほか、欧州市場は高安まちまちの中、利益確定の流れが先行しそうだ。また、中国・上海市場は不動産市況の悪化懸念から、4日続落となっている。製造業を中心に景況感は改善しているものの、不動産の不調が重しになっており、嫌気売りを誘う可能性が高い。
経済指標では週末の雇用統計の前哨戦となるADP雇用報告が発表される。20万人以上の増加となる可能性が高いが、4月(22万人増)からは減少する見通し。
結果次第では週末への警戒感などにつながる可能性がありそう。そのほか、1-3月の非農業部門労働生産性(確定値)、ISM非製造業景気指数、地区連銀経済報告(ベージュブック)が予定されている。
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