6日の米国株式市場見通し:5月米雇用統計が予想通りならば株高となる可能性
[14/06/06]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
6日のNYダウは下げ渋りか。5日のNYダウ平均は98.58ドル高の16836.11、ナスダックは44.58ポイント高の4296.23で取引終了。欧州中銀(ECB)理事会でマイナス金利などの追加緩和を決定したことが好感され、堅調推移となった。週間新規失業保険申請数も概ね予想に一致したことで、明日の雇用統計に対する警戒感も後退した。セクター別では、不動産や銀行が上昇し、ヘルスケア機器・サービスや耐久消費財・アパレルは下落した。
6日の取引では、5月の米雇用統計内容が重要な売買材料となる。予想通りであれば、株式にはプラス材料。失業率はやや上昇する可能性があるが、労働参加率が上昇していた場合は失業率の若干の上昇は問題にならない。労働市場の穏やかな改善は続いていることが確認できれば、NYダウは底堅い動きを続けることになりそうだ。銀行セクターは6日も強い動きを見せる可能性がある。
目先におけるNYダウの下値目途は、5日移動平均の16751ドル近辺。ここを下回った場合は25日移動平均の16598ドル近辺が意識されることになる。
<FA>
6日の取引では、5月の米雇用統計内容が重要な売買材料となる。予想通りであれば、株式にはプラス材料。失業率はやや上昇する可能性があるが、労働参加率が上昇していた場合は失業率の若干の上昇は問題にならない。労働市場の穏やかな改善は続いていることが確認できれば、NYダウは底堅い動きを続けることになりそうだ。銀行セクターは6日も強い動きを見せる可能性がある。
目先におけるNYダウの下値目途は、5日移動平均の16751ドル近辺。ここを下回った場合は25日移動平均の16598ドル近辺が意識されることになる。
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