NY株式:ダウは88ドル高、雇用統計好感で連日の高値更新
[14/06/07]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
6日の米国株式相場は上昇。ダウ平均は88.17ドル高の16924.28、ナスダックは25.17ポイント高の4321.40で取引を終了した。5月雇用統計で非農業部門雇用者数が21.7万人増、失業率6.3%とほぼ予想に一致する内容となったことが好感され買いが先行。ECB理事会や雇用統計のイベントが通過したことで投資家に安心感が広がり、S&P500変動率指数も2007年2月以来の低水準となるなど、終日堅調推移となった。S&P500指数とダウ平均は連日の高値更新。セクター別では、自動車・自動車部品や各種金融が上昇する一方、不動産や公益事業が下落した。
レンタカーのハーツ・グローバル(HTZ)は、監査で2011年以降の会計に誤りが見つかり、財務諸表を訂正する必要があることを明らかにして下落。一方で、オンライン証券のイートレード・フィナンシャル(ETFC)は野村證券が強気の見通しを示し上昇。英携帯通信大手のボーダフォン(VOD)は、各国の政府機関に通信記録にアクセスできる配慮をしていたことを明らかにしたが、堅調推移となった。
(Horiko Capital Management LLC)
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