日経平均寄り付き&為替概況:日経平均は122円安、米国株安の流れを受けて売り優勢
[14/06/13]
提供元:株式会社フィスコ
提供元:株式会社フィスコ
注目トピックス 市況・概況
【日経平均は122円安、米国株安の流れを受けて売り優勢の展開に】
9時35分現在の日経平均株価は、14851.30円(前日比-122.23円)で推移。日経平均は続落で始まり、下落幅は100円を超えている。米国株安の流れを受けて売り優勢の展開になった。また、先物・オプションSQは差し引きで20万株弱の売り越しだった影響もある。なお、SQ概算値は14807.72円。セクターでは、イラク情勢の緊張による地政学リスクの高まりを背景に鉱業が上昇。一方、不動産、石油・石炭、パルプ・紙、輸送用機器、ガラス・土石、サービス、機械、精密機器、建設、保険などが冴えない。
売買代金上位では、全般売りが先行する中で、金融支援継続で銀行団と大筋合意と報じられたアイフル<8515>が買い気配スタート。キヤノン<7751>、野村<8604>が小じっかり。一方で、ソフトバンク<9984>、ファーストリテ<9983>、トヨタ自<7203>、ファナック<6954>などが冴えない。
【ドル・円は101円79銭付近、101円60銭以下に個人勢などのドル買い興味】
ドル・円は101円79銭付近で推移。101円60銭以下には個人勢や短期筋のドル買い興味が残されているようだが、まとまった規模ではないもよう。ある程度の株安は織り込み済みだが、具体的なドル買い材料が提供されない場合、ドル・円の反発は101円90銭付近で抑えられるのではないか、との声が聞かれている。
9時35分時点のドル・円は101円79銭、ユーロ・円は137円97銭、ポンド・円は172円45銭、豪ドル・円は95円85銭付近で推移している。
<KO>