日経平均寄り付き&為替概況:日経平均は50円高、ミクシィが連日の年初来高値更新
[14/06/18]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
【日経平均は50円高、ミクシィが連日の年初来高値更新】
9時36分現在の日経平均株価は15026.07円(前日比+50.10円)で推移。日経平均は小幅続伸でスタート。売りが先行したソフトバンク<9984>がプラスに転じている。また、前日に全市場で売買代金トップとなったミクシィ<2121>は既に6%を超える上昇となり、連日の年初来高値を更新。また、ロボット関連として菊池製作所<3444>、サイバーダイン<7779>も強い動きをみせており、中小型株物色が活発である。
売買代金上位では、ミクシィ、ソフトバンクのほか、トヨタ自<7203>、ユーグレナ<2931>、パナソニック<6752>、アイフル<8515>などが堅調。一方で、三井不<8801>、ニコン<7731>が軟調。また、ロボット関連でも川田TECH<3443>が一時下げに転じるなど、値動きの荒さが目立つ。セクターでは、証券、鉄鋼、空運、銀行、電気機器、小売などがしっかり。半面、原油価格の下落を受けて、鉱業、石油・石炭が弱い。また、海運、証券、保険、食料品、不動産などが小安い。
【ドル・円は102円17銭付近、貿易赤字の増大も円売り材料に】
ドル・円は102円17銭付近で推移。日経平均株価の続伸を意識してドル・円は下げ渋り。午前8時50分に発表された5月貿易収支は-9090億円となり、赤字額が市場予想(-1兆1893億円)を下回ったが、貿易収支は悪化している。貿易赤字の増大も円売り材料になるとみられている。なお、18日公表された日銀金融政策決定会合の議事要旨の内容は想定の範囲内との声が聞かれており、為替取引に影響を及ぼすものではないとみられている。
■今後のポイント
・日経平均株価の続伸を意識してドルは下げ渋り
・102円以下に短期筋のドル買い興味が残る
9時36分時点のドル・円は102円17銭、ユーロ・円は138円42銭、ポンド・円は173円32銭、豪ドル・円は95円36銭付近で推移している。
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