NY株式:ダウは9ドル安、5月中古住宅販売を好感も上値は重い
[14/06/24]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
23日の米国株式相場はまちまち。ダウ平均は9.82ドル安の16937.26、ナスダックは0.64ポイント高の4368.68で取引を終了した。先週、ダウ平均とS&P500指数が揃って過去最高値を更新したこともあり、利益確定の売りが先行。5月中古住宅販売件数が予想を上回ったことで一時上昇する場面もあったが、再び最高値を更新する力には欠けた。セクター別では、銀行やソフトウェア・サービスが上昇する一方、資本財や食品・飲料・タバコが下落した。
ソフトウェア大手のオラクル(ORCL)が、ホテルやレストラン向けソフトウェアのマイクロス・システムズ(MCRS)の買収を発表して上昇。ヨガウェアのルルレモン・アスレティカ(LULU)は創業者のウィルソン氏がゴールドマン・サックスと共同で非公開化を検討しているとの報道で上昇。一方で、百貨店のノードストローム(JWN)はゴールドマン・サックスの投資判断引き下げで軟調推移となった。
マーケット終了後に半導体のマイクロン・テクノロジー(MU)が発表した3-5月期決算は、売上及び一株利益ともアナリスト予想を上回り、時間外取引で小幅上昇して推移している。
(Horiko Capital Management LLC)
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