個別銘柄戦略:格上げ観測で鉄鋼セクター、電子書籍関連の動向に注目
[14/06/24]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
外部環境に大きな変化がないなか、政府の新成長戦略の発表などを控えて、短期的な出尽くし感などを警戒する動きがやや優勢となる可能性。ただ、失望感にまでつながる公算は小さく、調整幅などは限られたものになりそうだ。
一部の米系証券が鉄鋼セクターの投資判断を格上げ、関連銘柄の動向などには評価の動きが強まっていくか。また、三井不動産<8801>の公募株の受渡期日となっており、今後の需給改善などを期待した動きが優勢になるようなら、他の不動産株などにも注目度は高まっていく余地。
そのほか、一部では日経平均の定期入れ替え予想などを発表している。新規採用候補とされている楽天<4755>、NTT都市開発<8933>、ヤマハ発<7272>などに期待が高まるか。市場拡大が伝わっている電子書籍関連、米国市場で関連銘柄が上昇している3Dプリンター関連などの動向にも注目したい。
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